起て飢えたる者よ

dengeking2006-08-17

今ぞ日は近し♪

昼寝して起きたら、木曜洋画劇場K-19が放映されてた。
おー、と思って見ていたわけ。
やはりソビエトってのは、人間臭さを大いに削った国であると同時に
それゆえに、人間にしか持ち得ない感情、愛国心やら祖国愛やらを
体現させた国であるんだなと感じ、それが洗脳という手段であっても
それを幸せだと感じる国民も居たわけで、
今の日本と比べると、果たして、どっちが正しいのか分からないとか思ったりして
危うく、左翼思想に行きそうになってしまったので
鳩山さんのクソホムペに行って、心を落ち着かせ麻生太郎の出馬を強く支持したわけです。
思想ってのは正しいとか間違いとかで決め付けられるものではなく
その全てを個人の主観に委ねるというものであり、客観性が求められる昨今においては
なかなか馴染めるものではないわけで、それがまた思想を持つという行為自体に
偉大というレッテルを貼り付けて、忌諱されてしまうものなのかしら。
また、大学以来、あらゆる事象において客観性を伴う強い立証責任を求められることも
主観というある種の「個人の我侭」を嫌う、若しくは避けたがるという
人間らしくない行為の第一歩の引き金として作用しているのかもしれないけど
それは少し悲しいことだなと思っていたら、こんなこと既に、あちらこちらで考えあぐねられていて
何らかの回答をしているんだろうなと思い、恥ずかしくなりました。

K-19で唯一気になったのが、ラスト。生き残った乗組員がウォッカ飲んだ後に
グラスを地面に投げつけないところ。ロシア人ならやれよ。

吹き替えは
艦長のハリソンフォードが、村井国夫
副長のおっさんが、小山力也
ハクオロさんの声はすぐに分かるんだが
村井国夫磯部勉の聞き分けが難しい。
スターウォーズ時代は、ハリソン=村井だったのだけど
今は、磯部も多く起用されているようで。
村井国夫は相変わらずパイプが似合うなぁ。